2019年メモリアル・デーの式典
令和元年5月30日


2019年5月27日(メモリアル・デー)、フォート・リチャードソン国立墓地において戦没将兵追悼記念式典が開催され、在アンカレジ領事事務所からは、佐藤事務所長夫妻が、ダンリービー・アラスカ州知事、ベルコウィッツ・アンカレジ市長などと共に来賓として出席したほか、スタッフ数名が参加しました。
上記写真のとおり、国のために尽くした軍人の方々を讃えるためのメモリアル・リースを献花しました。また、アッツ島で戦没された日本の軍人の方々の慰霊碑にも献花をし、アラスカ州在住の日本人の有志の方々と、アッツ島日本人戦没者の冥福を祈りました。
式典では、ダンリービー州知事が基調演説を行い,第2次世界大戦中のアッツ島の戦いは「忘れ去られた戦い」とされているが、アラスカ州内で行われた戦闘であり、米軍が多くの犠牲者を出し、残された家族も多かった事実を忘れてはならず、平和で自由な国を維持していく大切さを忘れてはならない旨強調しました。また、メモリアル・デー大統領告示及びアラスカ州告示が読み上げられました。
米国のメモリアル・デーは、アメリカ合衆国軍に従事し亡くなられた方を讃えるための日で、毎年5月の最終月曜日となっており、南北戦争以来続いています。正式に祝賀されたのは1868年が最初で、南北戦争戦没者記念日(デコレーション・デー)と呼ばれていました。1967年に正式にメモリアル・デーとされ、1971年に祝日になりました。