新しいアッツ島日本人戦没者慰霊碑の除幕式

                   

6月1日,フォート・リチャードソン国立墓地において,石碑に建て替えられたアッツ島日本人戦没者慰霊碑の除幕式が執り行われました。この除幕式では,アッツ島戦没者 慰霊碑建て替え発起人会の西村美砂 副会長が司会を務め,スキナー純子 発起人会会長,佐藤雅俊 在アンカレジ領事事務所長,西口 敏 陸上自衛隊第1空挺団第1普通科大隊長,バージニア・ウォーカー フォート・リチャードソン国立墓地管理事務所長による除幕, スキナー会長,佐藤所長夫妻,西口大隊長による献花が行われました。
除幕式には,発起人会のメンバー4人全員(スキナー会長,西村副会長,ボイド万季子 会計担当,原田宏子 書記),在アンカレジ領事事務所から佐藤所長夫妻とメイビン知子 職員,アラスカ駐留米陸軍の空挺旅団との合同訓練である「アークティック・オーロラ2019」に参加している西口大隊長が指揮する陸上自衛隊訓練部隊約120人,建て替えに賛同し,寄付をしたアラスカ在住の日本人の有志の方々の中の数人が参列しました。また,何度かアッツ島を訪れたことがある写真家の杉山正己氏が日本から参列し,上記の写真を撮ってくれました。
終戦後,アメリカ合衆国政府の好意により,アッツ島において戦死した2,600人以上の日本人のうち,235人の方々のご遺骨が,フォート・リチャードソン国立墓地に埋葬され,その後,1953年7月に日本に移送されました。
アラスカ在住の日本人の有志の方々によって,1981年5月に,これら235人の日本人戦没者のために木製の慰霊碑が建てられ,2002年9月には,同じく木製の慰霊碑に建て替えられていました。
アッツ島の戦いから75周年にあたる2018年に,木製の慰霊碑を石碑に建て替えようとする気運が高まり,6月に建て替え発起人会が発足しました。
アッツ島遺族会(代表 浅野元彰氏)の支援を得て,日本で製作された石碑が,2019年4月末にフォート・リチャードソン国立墓地に届き,令和元年という節目の年に建て替えが実現しました。