練習艦隊かしまとアラスカ関係者とのオンライン交流行事の実施

9月13日、アラスカを訪問中の練習艦隊かしまの司令官及び隊員はアラスカの関係者との以下のオンライン交流行事を実施しました。
 
石巻義康（いしまき　よしやす）司令官は、安仁屋所長及びワイナート職員と共にウナラスカ市長及びノーム市長をオンラインにて表敬しました。その際、石巻司令官はアラスカ、パール・ハーバー、キリバス、マーシャル諸島、ミクロネシアを訪問する今次練習航海では、部隊勤務に必要な基礎的知識・技能の修得に加え、訪問地での経験を通じて国際的視野を広げることを目的としている旨述べました。
 
ヴィンセント・ツティアコフ・ウナラスカ市長（Mr. Vincent Tutiakoff）は今回の御訪問を契機として友好的な交流が促進されることを期待している旨、ジョン・ハンデランド・ノーム市長（Mr. John Handeland）からは、COVID -19の影響下、オンライン関連技術を活用してお目にかかることができ幸いである旨、昨年に続く訪問をノーム市民一同歓迎している旨述べました。
 
また、かしま幹部候補生一同110名は国立公園上級文化人類学者であるレイチェル・メイソン氏（Dr. Rachel Mason)からオンライン講話にてアッツ島の戦いや犠牲者の実相、2017年と2018年の75回記念行事の詳細についての説明を受けました。
 
その後、かしま幹部候補生は安仁屋所長及び高橋領事よりアラスカの政治、経済等の基礎事項や日アラスカ関係についてのオンライン講話を聴取しました。