ホーマー市・天塩町の学生交流

令和5年6月15日
teshio1
teshio2
teshio3
 2023年に入りパンデミックも治まりつつある中、日アラスカ間姉妹都市でも少しずつ交流活動が活性化しつつあります。その一つがホーマー市・天塩町間の学生交流で、関連記事は下記のとおりです。
 
 在アンカレジ領事事務所は姉妹都市交流に関わる、活力溢れる記事を募集しております。記事は当事務所メールアドレス(pubcul-ak@se.mofa.go.jp)宛に送付下さい。
 
_____________________________________________________________________________________________________________________________________________
 
 ホーマー市と北海道天塩市との姉妹都市提携は2024年で40周年を迎えます。ホーマーと天塩町は様々なプログラムを通じて関係を続けてきました。昨年秋、日本国際交流プログラムはホーマー市にある学校の放課後のプログラムとして、日本の3学校(兵庫県太子高校、北海道天塩中学校・高等学校)の生徒をつなぐため、日本語授業とオンライン交流セッションを再開しました。7回のセッションでは生徒たちが学校、町、両都市での生活について話し合い異なる文化を理解し、全員の共通点を認識することができました。 
 
ポールバンクス小学校の日本語クラスの生徒たちは、日本南西に位置する兵庫県若宮小学校の生徒たちに手紙を出しました。若宮小学校の校長先生はこの交流イベントを学校のウェブサイトに掲載し保護者や生徒たちと共有しました。ウエストホーマー小学校日本語クラスの生徒たちは、兵庫県太子高校と(日本北部)北海道天塩中学校の生徒たちとペン・パルになる機会が得られ、これらの出来事が北海道新聞で取り上げられました。 
 
昨年10月ホーマー市の日本語クラスの小学生はホーマー市議会に招かれました。生徒たちは日本語で自己紹介し、ケン・キャスナー市長、市議会議員、傍聴者たちにご挨拶しました。学生たちは素晴らしい経験をすると共に、発表の内容も素晴らしい出来でした! 
 
天塩市の姉妹都市とのもう一つの素晴らしいつながりは、ホーマー市とアンカーポイントの町の6つの小学校が、調和と真の友情を育む‘’境界なき友情‘’とのプロジェクトに参加したことです。このプロジェクトでキャンバスパネル(1,000~22 "x 22")にペイントし横断幕にしました。画材はNOMARとホーマー市のダウンタウン ロータリークラブから寄贈されました。2019年、横断幕はマイク‐ロビンソン氏とカイル‐シュネイーダー氏が率いるピースコンサートでホーマー高校の共有エリアと講堂に掲げられました。その後、指揮者は2つの横断幕をフランスとベルギーのコンサート旅行に携行し飾り付けました。平和横断幕のもう一つは、ウエストホーマー小学校の日本語クラブの生徒達、当校校長先生、ケン・キャスナー市長、ホーマー・ダウンタウンロータリークラブからの手紙と共に、日本国際交流による翻訳を添え天塩中学校に郵送されました。ホーマー・ダウンタウンロータリークラブは、ホーマー市のアーティスト、ギャリー・ライヨン氏のデザインによる絵画やポストカードなどを贈呈品として、郵送しました。 
 
日本国際交流は日本の他都市とも関係を築いています。これらのプログラムに興味のある方、質問のある方は姉妹都市リエゾン・通訳兼日本国際交流コーディネーター・インストラクターのMegumi Beams(morikawabeams@aol.com)へお問い合せください。
フェイスブックも是非、ご覧ください。