海上自衛隊練習艦隊実習幹部 インタビュー

  • 浅野真一実習幹部(左)と内田有祐実習幹部(練習艦かしま艦上にて)
 海上自衛隊練習艦隊のアンカレジ寄港中に幹部候補生学校を最近卒業したばかりの初級幹部2人にインタビューを行いました。京都出身の浅野真一実習幹部は海上自衛隊に5年間、東京出身の内田有祐実習幹部は1年半勤務しています。遠洋練習航海での一般的な一日の様子と海上自衛隊に勤務して最もやりがいのあることは何かを質問しました。
 
質問:初めて入港した際の典型的なスケジュールは何ですか?
浅野・内田(敬称略):日系移民の記念施設など、その町の意義深い史跡を訪問します。アンカレジではフォート・リチャードソン国立墓地にある、第二次大戦中にアッツ島で戦死された日本兵の慰霊碑を訪問する予定です。また、寄港地の近隣にある米国海軍基地や海洋生物学センターを訪問し、地元の米軍関係者と会います。
 
質問:あなた方の仕事が、日本国民と訪問先の国々にどのように貢献しているとお考えですか?
浅野:海上自衛隊の目的の1つは、日本国民の平和と安全を守ることです。私たちは海上防衛線を守るために派遣され、国をあらゆる脅威から守っています。
内田:諸外国を訪問することで、日本のことを訪問国の人々に教える機会が与えられます。多くの人々が日本についてそれほど知らなかったり、一度も日本人と交流したことの無い人もいたりします。そうした人々が、私たちとの会話を通じて日本を知ることが出来るのです。
 
質問:海上自衛隊に勤務していて最もやりがいのあることは何ですか?
浅野:大日本帝国海軍に勤務していた私の祖父の影響もあり、海上自衛隊に入隊することを決意しました。私にとって海上自衛隊に勤務していて最もやりがいのあることは、日本国民を守る上で、海上自衛隊がいかに重要かということだと思います。日本は島国なので、海上自衛隊が国家の安全保障において重要な役割を担っているからです。
内田:私も同感です。また、私は外国で日本を代表して人々と交流することも楽しんでいます。
 
質問:アラスカと米国に対しての第一印象はどうでしたか?
浅野:アラスカは思っていたより寒いです。アンカレジは米国最後の寄港地です。これまで私たちはサンディエゴのような温暖な都市に寄港してきたので、アンカレジの気候は全く別物だと思います。
内田:私の家族はアラスカからの交換留学生をホストしたことがあります。きれいな空気、美しい自然など、全てが説明されたとおりです。アラスカの人々はとても活力にあふれていると思います。
 
質問:日米関係の将来に期待することは何ですか?
浅野:両国の繁栄のために、日米が軍事や経済だけでなく、国民同士もより良い関係を築いていくことに期待しています。
内田:日米両国は、これからも世界の平和と安全の保証のために共に取り組み続けていくと、期待しています。私は日本が防衛に関してより活躍が出来ればと思っており、私自身も海上自衛隊の任務を通じてその一助になれればと思います。