軍事・防衛

令和6年3月14日
アラスカは戦略的に重要な地理的位置にあり、日本国政府は、安全保障の観点から、日本・アラスカ間の連携の重要性を認識しています。
 
アラスカ州には多数の現役軍人と退役軍人がいます。アンカレジとフェアバンクスにはアラスカ州の中で最も広大な軍事地域があり、両方の街とも駐屯地と空軍基地が近接しています。エレメンドルフ・リチャードソン総合基地はアンカレジの北東に位置しており、イールソン空軍基地とワェインライト駐屯地はフェアバンクス市近辺に位置しています。
 
日本は、エレメンドルフ・リチャードソン総合基地とイールソン空軍基地で毎年行われるレッドフラッグ・アラスカ演習に参加する国のひとつです。レッドフラッグ演習は、参加国の部隊の戦闘対応能力や生存能力を高めるために、実戦的訓練を行っています。2023年6月12日から23日まで、日本の航空自衛隊はエレメンドルフ・リチャードソン総合基地で行われたレッドフラッグ・アラスカ23-2に参加しました。
 
アラスカの現役又は退役軍人の多くは大学生でもあります。アラスカ州立大学アンカレジ校(UAA)はアメリカで軍事に友好な学校の一つとして評価されており、現役軍務の生徒・扶養家族・退役軍人を支援する“軍隊と退役生徒情報センター”(Military and Veteran Student Resource Center)を提供しています。