政治・経済

経済関係

日本は1959年にアラスカが州になった直後からのアラスカ州の国際貿易の主たる相手国の1つです。日本はアラスカから輸出される水産物・鉱物・エネルギー源・林産物の消費者です。2014年のアラスカの51億ドルの総輸出額のうち、日本への輸出がおよそ20%(約10億ドル)を占めています。
アラスカと日本は共に比類のない特色を持っており、それが経済関係において相互利益の基盤を形成しています。広大な土地や天然資源によりアラスカは大量のエネルギー源や林産物を生産することができ、また豊かな漁場に囲まれた地理的条件から水産業も盛んです。
一方で、日本はアラスカのように天然資源に恵まれた広大な土地を有さないものの、人口はアラスカに比べ多いので、より多くの労働人口を有しています。そのためアラスカからのエネルギー源は日本の科学技術や輸送、経済基盤整備に使用することが出来ます。
 

水産業

日本は、人口一人当たりの海産物の最大消費者であるとともに、アラスカの海産物の主たる海外の購入国です。2011年には、アラスカの54億ドルの海産物の輸出のうち、約20%(11億ドル)が日本に輸出されています。
アラスカの海産物は高品質であり、さらにアラスカの地理上の観点からも化学汚染される可能性が少なく安全性も確保されているため、日本ではとても人気があります。アラスカにおける漁業は州法の天然資源の保護によって環境を壊さずに継続が可能で、信用と一貫した品質を保証されています。アラスカは地理的に日本に一番近い州なので、高品質の魚介類を迅速に低価格にて輸出することが出来ます。
 

エネルギー資源

2011年の東日本大震災以前は、日本の電力の三分の一は原子力発電に由来していましたが、福島電子力発電所が震災により大きな被害を受け、日本は代替エネルギー源を模索しています。
アラスカの州知事のビル・ウォーカー政権は、ノース・スロープにおける天然ガスのパイプラインの開発をエクソンモービル・コノコフィリップス・BPといった石油会社と共に行ってきました。パイプラインの建設が成功すれば、日本はアラスカから液化天然ガスを輸入することが出来ます。
ビル・ウォーカーアラスカ州知事は2015年9月に東京を訪問し、アラスカ液化天然ガス計画と日本への輸出の可能性を宣伝しました。ウォーカー州知事は、2つの液化天然ガス会議に出席して演説し、計画に興味を示す日本企業と会談しました。
 

観光業

 アラスカと日本は共に国際的に観光客の間で人気の観光地です。アラスカに訪れる観光客は季節や地域によって様々なアウトドアを体験することが出来ます。同様に、日本も地域や季節ごとに多種多様で、一年を通じて人気の観光地です。
 多くの日本人が毎年世界中を旅する中、毎年約一万人の日本人がアラスカを訪れます。そのうちの多くは65歳以上です。この世代はアメリカの文化に多大に影響を受けており、アメリカ旅行に時間と費用を費やせる世代でもあります。
 多くの日本人観光客はパッケージツアーに参加し、アラスカの美しい自然をのんびりと楽しんでいます。夏季のパッケージツアーは一日クルーズ・アラスカ鉄道乗車体験・国立公園ツアーなどを含んでおり、冬季は犬ぞり・温泉・オーロラ鑑賞などを含んでいるものが多いです。
 日本は過去数十年の間に外国からの観光客が急増しています。アジア圏外からの外国人観光客で最も多いのが、アメリカからの観光客です。2015年は1億人以上の人々がアメリカから日本を訪れました。