シミズ助教授との意見交換
令和4年9月29日

9月27日、安仁屋所長とハワード職員はレイ・シミズ(Rei Shimizu)アラスカ大学アンカレジ校助教授(社会福祉)とオンラインで意見交換しました。
シミズ助教授はDV/IPV に関する臨床的専門知識と食品への関心を統合し、特に食事の質に関連する健康の社会的決定要因の研究を行っており、昨年初頭にアラスカに移住しアラスカ大学で学部生や院生に教えています。ハワード職員がシミズ氏に対し研究活動について質問した他、安仁屋所長はどのような動機で現在の研究を始めたのか質問したところ、シミズ氏は「日本では随分前から「食育」という言葉が使われ始めたが、食事が人々の生活に与える影響の重要性や、コミュニティ・ベースでの食事習慣改善への取り組みの重要性に大きな関心を持ち、現在の研究活動に至っている」旨、熱心に答えて頂きました。シミズ氏の研究関心は、日本文化における食の概念化や、日本人と食の一般的な関係にも影響を受けています。
安仁屋所長よりは、在アンカレジ領事事務所は姉妹都市関係や日アラスカ間の友好促進に関する行事を主催しており、昨年は「国際青年オンライン会議」を実施し日アラスカの高校生、大学生が友好促進について議論した、本年は9月から毎月「オンライン青年フーラム」会合を実施しており、また来年3月には学生が自分の故郷の「お国自慢」の発表を行う「ザ発表会」を予定しており、アラスカ大学の学生にも是非これらの行事に参加して欲しいと考えている旨述べました。
シミズ助教授と安仁屋所長は、今後とも情報交換を継続し、お互いに協力していきたい旨述べました。