「禎子の遺産」除幕式 

平成30年6月6日

    

    
写真提供:Alexander Adventures


5月27日(日)、アラスカ大学アンカレジ校/アラスカ・パシフィック大学の共同図書館にて、アラスカで世界平和を祈念する新しい常設展示“禎子の遺産”の除幕式が行われました。除幕式は、2017年に日本を訪問した際に禎子さんの兄である平和運動家の佐々木雅弘さんから2羽が結合した折り鶴を受け取った二之湯俊冶 マタヌスカ・スシトナ大学非常勤講師、同大学とコロニー高校の訪問代表団メンバーによって企画されました。除幕式では、アラスカ州選出のヤング連邦下院議員や佐藤在アンカレジ領事事務所長などが祝辞を述べました。  

 

この展示は、1945年8月6日に広島に投下された原爆の被爆者の中で最も広く知られている一人である佐々木禎子さんを偲び、世界平和に向けた願いを込めたものです。 彼女は核放射線被爆が原因で白血病によって12歳で亡くなる前に折った1000羽の折り鶴の物語で知られています。

 

今でもなお禎子さんは、核兵器の使用による無辜の犠牲者として、世界平和に対する願望の象徴であり続けています。 


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