佐藤事務所長の挨拶

佐藤事務所長着任の挨拶

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2017年5月24日に在アンカレジ領事事務所長に着任いたしました佐藤雅俊です。
 
アラスカの美しい自然とアラスカの人々の懐の広さに,家内の和恵共々感銘を受けています。ただ,アラスカに来る前はカリブ海の常夏の国トリニダード・トバゴで3年近くいたこともあって,当地の厳しい冬を切り抜けることが出来るだろうかと心配しています。
 
これまで,数々の国際会議で日本政府代表を務めてまいりました。国連開発計画(UNDP)の幹部職員として働いた経験もあります。アメリカ合衆国の1つの州における日本政府代表としての役割を果たすのは初めてですので,外務公務員としてのキャリアの終盤の一時期をアラスカと日本の関係強化に費やすことを楽しみにしています。
 
アラスカが想像していた以上に親日であることは,家内と私にとってうれしい驚きでした。アラスカに住んでいらっしゃる日本人の皆様がアラスカを親日的にするうえで大いに貢献されてきていると確信しています。皆様のおかげもあって,アラスカと日本とは良好なパートナーシップを築いてきていますが,最近のアジアにおける動き,特に,北朝鮮による弾道ミサイルの発射や中国の東シナ海,南シナ海における動きから,このパートナーシップの重要性は一段と高まっていると認識しています。また,2011年に中国にトップの座を譲ったとはいえ,日本はアラスカ州にとって長期に及ぶ安定的な貿易パートナーです。さらに,アラスカ州内で日本の都市と姉妹都市関係にある都市は8を数えています。このような緊密な関係を継続し,さらに発展させるために微力ながら力を尽くしたいと考えています。皆様のお力添えを賜ることが出来ましたら幸いに存じます。よろしくお願い申し上げます。
 
 
佐藤雅俊(さとう まさとし)
在アンカレジ領事事務所長
1980年外務省入省。外務本省では,国際連合局経済課事務官(1986-1990年),国際社会協力部地球環境課課長補佐(1998-2001年),国連政策課企画官兼国際機関人事センター長(2012-2014年)を歴任。国外では,在リベリア大使館(三等書記官;1983-1986年),在ジュネーブ国際機関日本政府代表部(二等書記官;1990ー1994年),在ブルガリア大使館(一等書記官;1994ー1998年),在ウィーン国際機関日本政府代表部(一等書記官兼常駐代表特別補佐官;2001ー2004年),在タイ大使館(参事官兼国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP)常駐副代表;2008ー2012年),在トリニダード・トバゴ大使館(アンティグア・バーブーダ,バルバドス(2015年末まで),ドミニカ国,グレナダ,セントキッツ・ネーヴィス,セントルシア,セントビンセント及びグレナディーン諸島,ガイアナ,スリナムを兼轄)(公使参事官;2014-2017年)で勤務。そのほか,2004ー2008年には,国連開発計画(UNDP)本部のパートナーシップ局で特別顧問兼上級事業顧問として勤務。2017年5月から現職。